こんにちは。
北欧キッチン&インテリア スタジオ NOKKI(ノッキ)の奥野です。
先日、「えきライブラリーtetote」と「サバエエキナカフリースペース」の2施設に家具を寄贈してまいりました。
今日はそのオープニングセレモニーの様子と、NOKKIがインテリアのご提案に込めた想いをご紹介したいと思います!
午前10時、セレモニー会場となったJR鯖江駅南口の広場にて、地元の方々や鯖江市長、市議会議員の方々、観光客など多彩な顔ぶれが集まる中、ファンファーレと共にテープカットが行われました。
◎ 会場に漂う“これから”への期待感
「えきライブラリーtetoe」は蔵書900冊とカフェメニュー、「サバエエキナカフリースペース」は小上がりやベビーサークル、フリーWi-Fiや電源が整備されています。
福井県鯖江市が新たに整備した“駅ナカ”のコミュニティスペースであり、地域住民や観光客、さらには通勤・通学で駅を利用する人々にとって“駅の新しい居場所”として期待されています。
賑やかな会場で思い返していたのは、「なぜNOKKIが、駅という“公共の玄関口”に家具を寄付したのか」という原点です。
鯖江市は眼鏡フレームのものづくりで知られる街ですが、近年は人口減少や若い世代の流出といった課題を抱えています。
だからこそ、駅を訪れるすべての人にとって居心地のいい場所があることは、まちの生活やにぎわいを取り戻す大きな一歩になるはずです。
1.地域貢献を重視した寄付の背景
「駅ナカ空間を誰もが利用しやすい居場所にしたい」という想い
昨今、企業が公共施設へ寄付を行うケースは増えていますが、私たちは「机と椅子を寄贈しました」で終わらせたくありませんでした。インテリア提案を得意とするNOKKIだからこそ、「その空間にどのようなストーリーを宿し、どんな人々の営みを支えるのか」という視点を何よりも大切にしたかったのです。
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学生が放課後に自習する姿
えきライブラリーやエキナカフリースペースに並ぶ机は、単に座る場所を増やすためのものではなく、帰り道に「もうひと頑張りしよう」と思える小さな励みになる場所であるべきだと考えました。勉強する高校生が、周囲を気にせず集中できますようにとの気持ちを込めて一つ一つ家具提案をさせていただきました。 -
ビジネスパーソンが出張先で資料に目を通す時間
リモートワークや地方出張が当たり前になりつつある今、駅ナカでスマホを片手にメールをチェックし、机にノートPCを開いて資料をまとめられるスペースは貴重です。机の天板は広く、背筋が伸びる椅子を選び、「ここで仕事をすれば、いつもの自席と同じくらい安心して作業ができる」と思ってもらえるよう意識しました。 -
地域のママ友やご近所の方が集う場所
えきライブラリーtetoteやエキナカフリースペースでは、読書だけでなく「絵本読み聞かせ会」や「自治会のおしゃべり会」が開かれることも想定しています。ほんの短い時間でも、子どもたちを近くで見守りつつ会話できる場所があることで、地域のつながりが生まれる—そんな思いを込めて家具の選定を行いました。
実際に、この新しい場所で地域の人たちがくつろいでいる様子を見たときとても嬉しく感じました。それは、実際にどう使われるのかを考えながら寄付する家具を選定をした、弊社のインテリアコーディネーターの気持ちを知っていたからです。
地域のニーズに応えるインテリアのご提案
では、なぜ“机や椅子、長椅子、ハイチェア”といった家具の寄付を選んだのでしょうか。そこには、私たちが得意とする「インテリア提案」という事業領域と地域のニーズがぴったりと重なる要素がありました。
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駅ナカ空間の利便性向上
通勤・通学の途中に立ち寄って勉強や仕事をする学生やビジネスパーソンにとって、十分な机数と椅子がある場所は希少です。 -
地域コミュニティの拠点づくり
市民同士の交流や、地域イベントの休憩スペースとしても利用できる家具は、単なるオブジェとしての機能以上に“居場所づくり”に貢献すると考えました。 -
NOKKIの強みを活かす提案
私たちは「6スタイル」と呼ぶインテリア提案をベースに、多彩なシーンに対応したコーディネートを得意としています。今回の寄付では、ライブラリーとフリースペースの用途を踏まえ、「北欧ナチュラル」など複数のスタイルを組み合わせた家具選定を行いました。
こうした背景から、結果的に「えきライブラリーtetoe」「サバエエキナカフリースペース」には机18台、椅子41脚、長椅子1脚、ハイチェア8脚を寄付することが決定し、鯖江市役所と連携して導入が進められました。
2.当日の様子と地域の方々の反応
「えきライブラリーtetoe」は、駅内に新設された図書閲覧ができるカフェスペースで、利用者がゆったりと本を読んだり、勉強したり、お食事をする場として整備されています。
店内をご覧になった鯖江市長からも、NOKKIの家具納品に感謝のお言葉をいただきました。
写真は、鯖江市長とtetoteスタッフの皆さん、そしてオープンをお祝いに集まった方々です♪
おろしそばやかつ丼など福井ならではのお食事や、ドリンク系メニューが豊富な店内は、蔵書を楽しみながら明くつろげる場所に。
改札を出て右側の階段を上がるとある「サバエエキナカフリースペース」は、地元の方々やお仕事で訪れた方々が、自由に勉強、待ち合わせ、お仕事の打ち合わせや歓談するためのスペースとなっています。
こちらの写真は当日のイベントの様子です♪
幅広いシーンで活用が期待できる、鯖江の新しいスポットですね!
tetote運営の中村さんからはNOKKIの家具のデザインや色味、ナチュラルさを気に入っていただけました。
鯖江駅前の賑わい創出の一助になればという想いが強い中村さん。
お客様それぞれの過ごし方にそっと寄り添って、居心地の良い空間が提供出来ればとおっしゃっていた通り、すでに駅利用者様が読書を楽しみながら、淹れたてのコーヒー片手にリラックスする瞬間が見られました。
鯖江市の皆さんの拠り所となっていく様子を改めて実感しました。
3.“新たな鯖江の風景”を目指して
今回は単なる家具納品だけではなく、その裏側にある「人々が集い、学び、話し合い、地域の輪を広げる」という本質的な価値を提供できたことを、私たちは何よりも誇りに思います。
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学生たちが自習や仲間との議論に励む姿
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地域のサークルが読書会や歴史研究会を開催する様子
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ビジネスパーソンが出張時にメールチェックやオンライン会議を行う姿
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観光客がガイドブック片手に鯖江の魅力を探るシーン
こうした光景が日常化することで、駅ナカ空間は単なる通過点ではなく、人と人がつながる“まちの交差点”になっていきます。それは、地域のにぎわい創出や新たなビジネスチャンスの芽生えにもつながるはずです。
4.地域への思い――NOKKIの“インテリア提案”とともに歩む
6スタイルを活かしたこれからの取り組み
NOKKIでは、「北欧モダン」「北欧ナチュラル」「北欧ヴィンテージ」「ヒュッゲ」「ジャパンディ」「ボーホー」という6つのスタイルを核としてインテリアのご提案をしています。
今回の鯖江市のような地方自治体に限らず、全国の官公庁施設や商業施設、学校、オフィス、さらには個人のお客様まで、多様な空間づくりをサポートしていきます。
他の自治体や企業、コミュニティスペースを運営される皆さまに向けて、「6スタイル」を活用したご提案をさせていただきますので気になる方は是非お問い合わせください。
共創のメッセージ
自治体が運営する施設はもちろん、企業オフィスや商業施設、個人が開業するカフェやギャラリーまで、あらゆる空間に付加価値を生み出すことができます。これから私たちNOKKIが取り組みたいのは、以下のような共創のしくみです。
- 自治体との連携プロジェクト
全国の市町村が抱える公共施設の利便性向上や地域コミュニティ活性化に対し、「北欧モダン」や「ジャパンディ」など6スタイルのいずれかをベースにしたインテリア提案を行います。役所の会議室、観光案内所、図書館、子育てセンターなど、対象となる施設の性格や運営者の要望に合わせて、最適なスタイルと具体的な什器・素材・レイアウトをカスタマイズします。 - 企業・オフィスの空間デザイン支援
新規オフィス開設やリニューアルを検討している企業様に向けて、6スタイルを組み合わせたトータルコーディネートを提供します。受付・応接エリアには「北欧モダン」を、社員食堂や休憩室には「ヒュッゲ」を、会議室には「北欧ナチュラル」を取り入れるなど、部門・用途ごとに異なるスタイルを融合させ、「毎日働くのが楽しくなるオフィス環境」を一緒に作り上げます。 - 商業店舗・飲食店のブランディング支援
新規開業を検討中のオーナー様や、改装を検討している店舗オーナー様に向け、6スタイルからブランドイメージにぴったりのデザインプランを提案します。例えば、ベーカリーカフェなら「北欧ナチュラル×ヒュッゲ」で温かみのある居心地を演出し、アートギャラリー兼雑貨店なら「ボーホー×北欧ヴィンテージ」で個性を前面に押し出すなど、業態や客層に合わせたスタイル選定をサポートします。 - 個人のお客様向けリノベーション・リフォーム支援
マンションや戸建てのリノベーション時に、「ジャパンディ」で和モダンの落ち着きを取り入れたい方、「ボーホー」で自由に個性を表現したい方、「北欧モダン」で無駄のないシンプル空間を実現したい方など、それぞれのライフスタイルに合わせたスタイル選定とインテリアコーディネートを行います。6スタイルのサンプルプランを基に、お客様の要望をヒアリングしながら、家具・照明・ファブリックの選定、照明計画、動線設計などをワンストップで提供します。
これからも地域の皆さまに喜んでいただけるサービスを提供してまいります。
今後とも福井県のNOKKIをどうぞよろしくお願いいたします。
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NOKKI(ノッキ)は、『キッチンからはじめる住まいづくり』をテーマに、2023年11月に福井県森田地区にオープンしました。
従来の間取り先行型の家づくりではなく、キッチンから始まる「暮らし方」を体験できます。
幸福度No.1と言われる北欧基準の幸せな暮らし方を、お客様にご提案いたします。
「キッチンからはじめる住まいづくり」にふさわしい、延べ床面積2000㎡の日本最大級の輸入キッチン機器を体験いただけるショールームです。
またウェルビーイングをコンセプトとした8つのエリアや、実際にお客様が暮らしを想像できるモデルルームを3つご用意しております。
日本一の幸福度といわれる福井で、全国の建築デザイナーやインテリアコーディネーター、収納アドバイザーなどトッププロ達とお客様とをマッチングし、専門家と一緒に理想の住まいづくりをサポートいたします。
ぜひ一度お越しください!
北欧キッチン&インテリア スタジオ NOKKI(ノッキ)
住所: 福井県福井市定正町102
定休日: 年中無休(年末年始除く)
営業時間: 平日 10:00〜18:00 (完全予約制)
土日祝 10:00〜18:00
電話番号:0776-56-7055
事前予約:平日完全予約制(こちらからご予約をお願いします)
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